2011年3月27日日曜日

ラーレ小夜子 -オリエンタルダンスを語るー


オリエンタルダンサーであり、インストラクターであるラーレ小夜子(Lale Sayoko)さん。
その名前の由来、ラーレ(Lale)はチューリップを表します。ラーレ小夜子さんが、オリエンタルダンスとの出会いについて以下のように語ってくれました。
「私は、子供の頃から世界中の音楽が大好きで、アフリカのジャンベを叩くまねをしていたら、急に踊りたくなって、それからダンスを習い始めました。私はどんな時も踊りが大好きでした。そして、私の師であるオリエンタルダンサーMishaalに出会ったのです。Mishaalの美しさ、女性としての強さや表現を恐れない姿にとても刺激を受け、感化されたのを覚えています。
私は、アフリカンダンス、インディアンダンス、テクニックダンスを学びましたが、オリエンタルダンスは私にとってとても特別な踊りです。それに、アラブの音楽も大好きです。
自分を表現する方法がなかなか見つからない時も、喜び、悲しみ、どんな感情も、踊りが浄化してくれ、感謝の気持に変えてくれる。幸せや平和を感じさせてくれます。そんなダンスの魅力にとりつかれ、自分のオリジナルで身体を動かしていることから、ダンスのボキャブラリーを増やしたい!と行き着いたのがオリエンタルダンスっだったのです。」
ラーレ小夜子さんは、ニューヨークを拠点にオリエンタルダンサーとして活躍されています。ニューヨークという街の魅力について、
「ニューヨークはまるでシルクロードのような街です。多くのアーティストが表現をしにニューヨークを訪ねます。様々なミュージシャン、ダンサー、芸術家とコラボレーションが出来ることは、ニューヨークの街での素晴らしい産物だと思います。」
ラーレ小夜子さんは、5月12日にニューヨークで開かれるテツオ ハセガワ「黒い光」の個展オープニングにて踊りを披露します。テツオ ハセガワの絵とそのテーマ、世界観を踊りで表現したいラーレ小夜子さんのかなり気合いの入ったコラボレーション。オープニングでは、マスクを付けたダンスに挑戦されます。そのことについてラーレ小夜子さんは、「顔の表情や表現は踊りの大切な一部分、その顔を隠して踊ることは新しい挑戦であり、私にとって旅のようでもあります。顔を隠すことで全く違うキャラクターを表現出来るのでは。」
ニューヨークを拠点に活躍されるラーレ小夜子さん、今後の彼女のオリエンタルダンスに期待が溢れます。

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