2011年5月20日金曜日

Kazumi Nazihah (オリエンタルダンサー・フュージョンパフォーマー)

  1.オリエンタルダンスを始めたきっかけは何ですか。
幼少の頃からバレエなどを習っていたこともあり、踊る事は好きでした。2006年にニューヨークに渡米し、大学に通っていました。勉強ばかりの日々で、体を動かしたいなと思っていたところ、近所にベリーダンスクラスがあるのをみつけたのが始めるきっかけになりました。

2.オリエンタルダンスを披露する際に最も大切なことは何ですか。
自分を良く知る事だと思います。 
ダンスの表現には、自身の生き様が現れるように感じます。表現をする上で私が大事にしていること、またダンスを通して発見させられることは、踊りは自分を知っていく作業だということです。 自分の踏むステップの一つ一つが自分の生き様が表されていると思っています。ですから、自分を良く知り、表現したい自分を追求していくことを大切にしています。
3.あなたのオリエンタルダンススタイルについて教えてください。
私がもっとも影響を受けているのがエジプシャンスタイルのオリエンタルダンスです。ここ数年は自分で振り付けをしパフォーマンスすることが多く、ベリーダンスの動きを基本としたフュージョンスタイルで踊る事もあります。

4.あなたとオリエンタルダンスの関係を教えてください。
オリエンタルダンスは、私の一部です。人は誰でも自分を表現しながら生きていますが、私にとって最も本来の自分でいられる瞬間がオリエンタルダンスを踊っているときです。

5.オリエンタルダンサーに助言を頂けますか。
オリエンタルダンスは、身体能力の制限や、年齢、外見にこだわらず、自分らしさを表現できる自由性の高い踊りなので、表現する事を楽しんで踊ってほしいです。

6.あなたの理想のオリエンタルダンサーを教えてください。
観客に、時間を感じさせない、手の届かないような空間で踊ってるような気を起させ、そして、更に現実の世界から幻想の世界へと引き込んでいくダンサーです。

7.誰とどのようにダンスのトレーニングをしていますか。
ニューヨークでは、ノーハンシャリフに師事していました。2010年に日本に拠点を移してからも、ニューヨークにはよく戻っています。そのたびに彼女のレッスンを受けています。又、フラメンコ、バレエも続けています。

8.オリエンタルダンサーとしての将来のプランを教えてください。
2011年6月に銀座にダンススタジオをオープンします。オリエンタルダンスを教えるダンス講師としてたくさんの事を学び、自身の踊りの表現の幅を広げていき、より多くの人にオリエンタルダンスを好きになってもらえるきっかけを作っていきたいと思っています。 そして、日本、ニューヨークに留まらず世界中で踊っていられるダンサーになりたいです。

2011年5月15日日曜日

Negma(ネジュマ) 「ドバイで活躍する日本人ダンサー」 


1.オリエンタルダンスを始めたきっかけは何ですか。
2002年に東京の某トルコレストランに主人と夕食を食べにいったときに初めてベリーダンスをみました。ベリーダンスの動き、スタイルがとても気に入って自分もべリーダンサーになろうと決めて、始めました。
2.オリエンタルダンスを披露する際に最も大切なことは何ですか。
ダンサーの心境、感情はそのまま踊りにでるものだと私は思います。ダンサーが固い感じで踊っていたり、緊張しすぎていたり、感情のコントロールを間違っていたりするとそれを観客もそのまま感じ取るものです。なので、自分の選んだ音楽にあった感情表現、そして一番大切なのがその音楽との一体感、落ち着いた自信で心地よく音楽を感じ、踊る事が非常に大事だと思います。


3.あなたのオリエンタルダンススタイルについて教えてください。
エジプシャンスタイル+私の現在の師匠Lydiaのスタイル+自分の表現方法=私のスタイルです。
4.あなたとオリエンタルダンスの関係を教えてください。
特になんの繋がりもありません。ただ好きなだけです:)。
5.オリエンタルダンサーに助言を頂けますか。
お客さんは常に初めて自分のダンスをみるものと思い、どのショーも自分のベストで踊ることが大事だと思います。
6.あなたの理想のオリエンタルダンサーを教えてください。
ランダ カメルーーー独自のスタイルで、とてもチャーミングに踊るので。
7.オリエンタルダンサーとしての将来のプランを教えてください。
出来る限りショーを行い、自分が踊りで表現できる感情をお客様にも感じてもらい、喜んでいただけたらと思います。
8.振り付けをする際にもっとも大切なことは何ですか。
グループダンス、フォークロアダンスにはもちろん振り付けは非常に大切な物。駆け出しのダンサーにも、振り付けを覚えて踊る事により動きの幅も広がるし、構成も学べるので必要な事だと思いますが、基本的に私の踊りのスタイルとしてショーの構成のイメージを頭で考え、エントランスとエンディングの練習をする以外はショーの80%が即興なので、振り付けはしません。そのかわりショーで使う音楽を何度も何度も何百回も聞きます。音楽を理解して、音楽の行く方向に踊ることにより、お客さんもそれを空気で感じとってショーを楽しめるからです。振り付けをしすぎてしまっている踊りはしばし暖かみに欠け、感情を感じない傾向があります、例えると、ジャズを楽譜をみながら演奏してるみたいな感じですね。なので私はあまり振り付けには力をいれないほうが良いと考えます
9.誰とどのようにオリエンタルダンスのトレーニングをしますか。
東京では、Karima (Kaoru Komatu)。ドバイでは、Lydia Tziganeとトレーニングをしています。
10.Negmaさんのダンサー名の命名秘話を教えてください。

私のダンサー名の由来は、私がカナダのレバノン料理屋でベリーダンサーとして雇われていたときに、お店のみんなが私の名前”ヒロエ”とも名字の”ホシ”とも発音することがなかなかできなかったので、店の女主人に”星”をアラビア語ではなんて言うの?”と聞いた所、”ネジュマだよ”ということになり、”じゃ〜、今日からネジュマにしよ〜”ということになったのが始まりです。どちらかというと仕方がないのでネジュマにした感じ(笑)ですが、それ以来、みんなすぐに私の名前を覚えるようになり、たまにどうしてネジュマっと聞かれることもありますが、”私の名字のアラビア語訳”っていうとみんな喜んでくれます。


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