2013年1月20日日曜日

ベリーダンスを楽しもう!




  • プロダンサーのショーを楽しむ!

ショーには、舞台ショー、レストランショーがあります。ベリーダンスが初めての方は、トルコ料理やエジプト料理などを楽しみながらベリーダンサーのパフォーマンスを楽しむレストランショーに参加してみることをお薦めします。ベリーダンスショーの最後には、観客の皆さんも一緒に踊れるディスコタイムが設けられていることもあります。もし、素敵なベリーダンサーに会うことができたら、通っている教室などを教えてもらうのも良いでしょう。又、ベリーダンスは国際交流が盛んです。海外から世界で活躍する素晴らしいベリーダンサーが日本を訪問し、ベリーダンスショーを開催することもあります。もちろん日本からも世界で活躍するベリーダンサーが輩出されています。


  • ベリーダンスを通してダンス仲間ができる!

ベリーダンスは、ソロダンスと群舞で踊るグループダンスがあります。又、ベリーダンス教室では、生徒達のショーや発表会が催されます。このような催しやグループダンスを通して、踊りの楽しさを分かち合う素晴らしい仲間に恵まれます。週末に、ベリーダンス教室に通い、ランチを楽しみ、夜は一緒にベリーダンスショーを見に行くということもしばしばあります。又、ベリーダンスは世界で人気のダンスであり、海外で言葉が通じなくても、ベリーダンスを通して、仲間ができたり、言葉以上のコミュニケーションを楽しんだりすることも可能です。

ベリーダンスの美容効果



ベリーダンスは、美容・ダイエットに効果的!その理由は?



  • 美しいくびれを手に入れる!

ベリーダンスは腰をくねらせることで、女性らしい動きを表現しています。この腹部の周辺の筋肉をひねる運動は、腹筋、外腹斜筋、腸腰筋、大殿筋を鍛えます。このような深層筋肉を使うことで、腰周りの脂肪が燃焼されやすくなります。その結果、女性らしいくびれ、美しいウェストラインを手に入れることができます。また、胃腸の調子を整えたり、便秘解消や生理痛を和らげる効果があります。

ベリーダンス特有の腹筋、外腹斜筋、腸腰筋、大殿筋を使った動きを動画にてご紹介します。


  • 骨盤の歪みを解消!

ベリーダンス特有の女性らしい動き(シミー、バーティカルエイト、腰のスライドなど)を習得する過程で、腰まわりの深層部筋肉を鍛えることができます。その結果、骨盤の左右にバランスの良い筋肉がつき、骨盤の歪みも解消されます。



  • 姿勢が良くなる

ベリーダンスの基本姿勢
まずは胸骨筋を開き、肩を下げます。そして、おへその下の筋肉を引きあげます。この姿勢を保つには、上半身と下半身ともにバランスの良い筋肉が必要となります。

ベリーダンスは有酸素運動
正しく練習をしていれば身体を壊すこともありません。


  • 痩せやすい体質を作る!

ベリーダンスはインナーマッスルを鍛えます。インナーマッスルは、一般的な筋肉トレーニングで鍛えることが難しいのですが、鍛えるとメリットのある細かな筋肉です。インナーマッスルとは、身体の深層部分にある骨盤や背骨などを支えている筋肉のことで、鍛えていることにより、基礎代謝がアップして、美しい身体、姿勢を手に入れることが出来ます。ベリーダンスを楽しく踊りながら、インナーマッスルを鍛えて、痩せやすい体質に改善できます。


  • 肌がきれいになる!

ベリーダンスは、全身の筋肉をバランス良く使うため、血行が促進され体の代謝が良くなります。又、血流やリンパの流れが良くなるので、顔色も良くなり、肌のきめも整います。デトックス効果抜群です。


  • 女性ホルモンの分泌を促す

ベリーダンスの踊りは、女性ホルモンを分泌する骨盤等を刺激します。特に、マイヤやフィギュアエイトという基本的な踊り方は、女性ホルモン活性化に役立ちます。踊りの中で骨盤や子宮への刺激を感じること、踊りとともに楽しい、嬉しい、幸せと感じることが女性ホルモンの活性化につながります。


  • ストレス解消!心身ともにリフレッシュできる!

ベリーダンスは、身体の緊張を解放する踊りでもあります。ベリーダンス特有の美しい動きは、筋肉の緊張と緩和の連続でできている為、身体に無理を掛けることなく、音楽を楽しみながらリラックスをして身体を動かすことができます。ですから、自分のペースで踊りを楽しむことができ日常のストレスを発散することができます。



ベリーダンスとは?




世界で最も古い踊りといわれているベリーダンスは、中東を中心に踊られているものですが、実はその歴史ははっきりしていません。紀元前のシュメール王朝や古代エジプト・古代ペルシアといった文明の絵画や古代ギリシャの彫刻に見られる踊り子の姿が原型ではないかと言う人もいれば、砂漠の民がステップしにくい砂の大地をしっかりと踏みしめ、腰から上を震わせて踊ったのがはじまりだと言う人もいます。踊りに込められた意味についても、「豊穣祈願」や「女神信仰」、「婚礼」や「出産」の準備など諸説があります。(参照:ベリーダンス・ジャパンWEB)http://www.bellydancejapan.jp/about/about.html

ところで、「ベリーダンス」という名称ですが、この時代からベリーダンスと呼ばれていたわけではないことを、念のために付け加えておきます。ベリーダンスとは、その後アメリカ人によって命名された言葉で、中東ではラクスシャルキとかバラディなどと呼ばれ、今でもこの名称は使われています。最近、日本では、ベリーダンス(腹踊り)という呼び名を改め、その芸術性を尊重する為に、オリエンタルダンスという呼び名を使うようになってきました。

ベリーダンスには、様々なスタイルがあります。エジプト発祥のエジプシャンスタイル、トルコ発祥のターキッシュスタイル、ジプシー達によって受け継いがれてきたジプシースタイル、アメリカ発祥のキャバレースタイル、トライバルスタイル、フュージョンスタイル、アメリカンジプシースタイル等があります。そのダンスの象徴的な特徴により各スタイルに分類されています。

なぜ、このようにベリーダンスには様々なスタイルが生まれるのでしょうか。おそらく、それだけベリーダンスが自由度が高い踊りであり、また自分自身の心の奥をそのまま表現しやすい踊りだからではないでしょうか。そして、芸能の世界ですから、ダンサーは当然のごとく他人以上にアピールでき、注目を浴びる表現を身につけなければなりません。その為、伝統的な中東の踊り方を頑なに守ることをダンサーとして自分の売りにする人もいれば、より個性的な独創性のある新しい踊り方を売りにしようと考えるダンサーもいます。これからも様々なスタイルが生まれていくでしょう。

どのスタイルのベリーダンスを始めるにしても、ベリーダンスを楽しんで踊り続ける為に、ダンサーとしての基礎筋力や姿勢、テクニックなどの基本を学ぶことはとても大切なことです。