2011年3月27日日曜日

ラーレ小夜子 -ニューヨーク芸術との演出に挑戦-



photo by Steven Bagley
















ニューヨークの芸術家、テツオ ハセガワの個展「黒い光」にて、ニューヨークの芸術と融合するオリエンタルダンスを演出したラーレ小夜子さん。オリエンタルダンスとニューヨークアートとのコラボレーションについて心境を語ってくれました。

「ニューヨークのアートとコラボレーションをしたのは新しい境地でしたが、必然の流れでした。なぜなら、ニューヨークでの私の生活は沢山のジャンルを超えたアーティストに囲まれているからです。そして、今回のテツオ ハセガワの「黒い光」個展とのコラボレーションにて、ただ華を添えるオリエンタルダンサーとして踊るというのは物足り無いなと感じました。私は画家テツオ ハセガワの作品とテーマにとても興奮していましたので、私の踊りも産み出される作品の一つとして、芸術となるように、画家テツオと共にお互いの芸術、オリエンタルダンスと「黒い光」のコラボレーションについて意見を出し合いました。
写真にはありませんが、二回目のステージ,テーマ「黒」では テツオ ハセガワの描いた面を顔の後ろに付け背中で踊りました。これは彼の作品が踊るわけです。個展のオープニングに来て頂いた人達を驚かせるのに十分な演出でした。
ジャンルを超えたアーティストとの製作は、違った刺激や視点をもらえ、自分をもっと自由な表現者へといざないます。ニューヨークでは、このような芸術家に囲まれた生活の流れを楽しんで、これからもオリエンタルダンスをベースに、様々なアーティストとのコラボレーションに恐れず挑戦していきたいと思っています。」
芸術の街ニューヨークにて、オリエンタルダンスと共に新しい挑戦をするラーレ小夜子さん。今後の彼女のオリエンタルダンス活動から目が離せません。

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photo by Michael Drew Sabatelle

photo by Michael Drew Sabatelle

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