2011年8月4日木曜日

ASYA



レバノンを拠点に中東・湾岸諸国・北アフリカ等のアラブ各国でプロとして活躍するベリーダンサーASYA(アシア)さん。11月に来日する世界的パーカッショニスト ホッサム ラムジーとオリエンタルダンサーのセレーナ ラムジーのイベント運営委員会としても活躍中です。
1. オリエンタルダンスを始めたきっかけは何ですか。

大学に入りたての頃、友達が興味を持ったベリーダンス(オリエンタルダンス)のクラスに誘われて始めたのがきっかけです。当時はベリーダンスが何なのか知りもしない状態だったので、新しい発見が多かったのを覚えています。
2. オリエンタルダンスを披露する際に最も大切なことは何ですか。

オリエンタルダンスは、音楽を体で表現することです。どれほど音楽を聞き込み、理解し、それに対して率直に体で表現するかということが、オリエンタルダンスを披露するうえで最も大切なことだと思います。
3. あなたのオリエンタルダンススタイルについて教えてください。

どういうスタイル、とはっきり言い切れないのですが、独創的でありレバニーズの影響を強く受けています。
4. あなたとオリエンタルダンスの関係を教えてください。

私とオリエンタルダンスの関係・・・私にとってオリエンタルダンスはもう、かけがえのない存在であり、自分の人生において切り離せない関係です。
5. オリエンタルダンサーに助言を頂けますか。

オリエンタルダンスは、踊り手の人柄や人生が要所要所で垣間見れる踊りです。枠にとらわれず、自由にあなたらしさを表現してください。でも音楽をしっかり聞く耳は持ち続けてください。
6. あなたの理想のオリエンタルダンサーを教えてください。

Zeina Milkiというレバノン人のオリエンタルダンサーです。
7. オリエンタルダンサーとしての将来のプランを教えてください。

ここ最近は、オリエンタルダンスもその居場所を確立できるようになったと思いますが、まだまだ認識されない部分もあります。自身の活動を通して、これからもっと一般の人にもオリエンタルダンスが浸透されるような環境を作って行ければ良いなと思います。誰もが気軽にオリエンタルダンスを学べ、学んで旅立っていった人たちがいつでも戻って来れる場所を確立することも、私のオリエンタルダンサーとしての将来のプランの一つです。
8. 振り付けをする際に最も大切な事は何ですか。

音楽を良く聞くことを前にもあげましたが、オリエンタルダンスは音楽があってなんぼの踊りです。音楽に忠実に、そしてその音楽全体の兼ね合いとも並行してカウントで区切り、音をよく聞きながらムーブメントを当てはめていきます。振付では、前もって全てをアレンジすることが出来ますので、アドバイスできることとしては、全体とのバランスを考え、同じムーブメントが繰り返されてつまらない振付にならないようにすることが大切だと思います。
9. 誰とどのようにオリエンタルダンスのトレーニングをしていますか。

私は、一人でトレーニングをします。上達には自分に妥協しないこと、でもいつも鬼の形相でトレーニングしていては楽しいものも楽しく感じなくなってしまいますので、時々褒めながら、でもしっかり自分の踊りを見つめ、改善できるところはとことん改善に努めます。時には外国に出かけて新しい発見や風を取り入れます。
10. オリエンタルダンサーとして美を保つ為に実践している美容法を教えてください。

良く寝て良く食べることでしょうか。
11. オリエンタルダンスのどのような部分にリラックスを感じますか。

正しい、正しくないという決まり切った枠がない踊りなだけに、その自由さにリラックスできる要素を感じます。
12. オリエンタルダンスが芸術産業として発展する為に必要だと思うことを教えてください。
オリエンタルダンスが芸術産業として発展するためには、やはり一般の方たちの認知度も必要になってくるのではないかな、と思います。オリエンタルダンスを知る人のすそ野が広がれば、それだけ周りの方たちの認識も備わり、もっともっと一般的に受け入れられ広がることにつながると思います。
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